2019/05/17

綿毛を探しに来ませんか?

いつも宮交ボタニックガーデン青島をご利用頂きありがとうございます。

 

芝生に綿毛が舞い降りてきました。どこからかやってきたこの綿毛。

実は周囲に植栽しているパラボラチョの種子(種子の周りの繊維)になります。

 

・パラボラチョ(トックリキワタ) 

学名:Ceida speciosa

科名:パンヤ科

原産地:中南米

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▲ふっくらした幹が特徴的です

パラボラチョとは、スペイン語で「酔っ払いの木」の意味を持ち、幹の形がトックリの形に似ていることや、酔っ払いのお腹に見えることから名付けられていますが、和名ではトックリキワタと呼び、その名の通り、はじけた種子の周りに多数の綿がついています。原産国では、この綿を生活用品に利用されたりしています。

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▲見上げると白い塊が!

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▲かたい皮に包まれた果実とは裏腹にぎっしりと詰まった綿
綿に包まれた黒い粒が種子

今の時期にしか見られないこの光景、探しに来てみませんか?
また、現在の園内見どころとして、外苑ではブーゲンビリアのマウンテンを展示、大温室では、メディニラの仲間やカカオが見頃を迎えています。熱帯果樹温室でもバナナやパパイヤなど多数結実しています。

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▲メディニラ “火の鳥”       ▲センナリバナナ

雨の多い日が続いていますが、見ごろを迎えている植物たちがお待ちしていますので、

是非お越しください。

 

宮交ボタニックガーデン青島  寺田

 

 

 

 

 

 

 

 

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