2016/02/18

市民の森ボランティア活動 2016年2月

2月16日、市民の森 梅園は、紅梅が咲き終えの4分、白梅が5~6分咲きです。

梅の香りと暖かな日差しが心地良いです。

DSCF1715 DSCF1704

あちこちの梅園を回られた来園者の方から「今年は、どこも梅の開花が遅く、花が少ないみたいですね」とのお話も。昨年の夏の長雨やこの冬の暖かさが影響しているようです。

さて、今回の市民の森ボランティア活動は、「ウメノキゴケの除去」です!DSCF1724 DSCF1722

ウメノキゴケ・・・地衣類の植物。梅の木から栄養を摂ることはないが、覆うことにより、梅の木の生育を阻害。自身は、葉緑体で光合成を行い、空気中の酸素や水分を吸収。空気が汚れている所では、生育できないため、環境指標になることも。生け花では、敢えてウメノキゴケがある枝が風情があると好まれる。ヨーロッパでは、染料の材料にもなるとのこと。

DSCF1688 DSCF1690

ボランティアの皆さん、初めて見聞きすることに、興味津津です。

竹べらを使って、樹皮や新芽を傷めないように除去します。ウメノキゴケは、着生して間もないものは取りにくく、生命を終えたものは、簡単にパラリと剥がれます。

DSCF1691 DSCF1692

「一旦、休憩しましょう」と声を掛けても、なかなか手が止まりませんでした。

結局、時間いっぱいまで作業となり、「まだまだかかりますね」「知らないことばかりで、面白かった」との感想を頂きました。

来年もたくさんの花を咲かせたいですね!

 

阿波岐原森林公園市民の森  高田 祥子

 

 

 

一覧へ戻る