|
|
日之御碕観音寺 |
|
青島の南の対岸、白浜海水浴場から南東約200mのところに、日向七堂伽藍の一つに数えられる日之御崎観音寺(ひのみさきかんのんじ)があります。
|
寺の由来によると、旧飫肥藩の真言宗成就寺(じょうじゅじ)の末流とあり、飫肥藩主伊東氏より禄高22石6斗を給されたとあります。『日向地誌』によると、永禄10年(1567)の春、島津氏から伊東氏に対して和議の使者として、坊の津一乗院の僧をこの寺に遣わしたとの記録があり、伊東氏とのかかわりの深い寺であることが分かります。 |
御本尊は一寸八分(5.5cm)の閲浮壇金(えんぶだごん)の正観世音像で、「閲浮」は仏に会い仏法を聞く聖地の洲を意味し、「壇金」は閲浮の大森林を流れている川の中で採取された砂金の事を指しています。この寺は昔から子授け安産、航海交通安全、一家安泰(いっかあんたい)の祈願寺として有名です。一説によればこの寺は1,000年前日羅上人の開山であるとも伝えられています。 |
|
うっそうとした樹林につつまれた境内。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|