７月１８日（土）に夏の生き物観察会を開催しました。

開催日の２日前まで雨が降り続いていましたが、開催日の朝は天気が回復し、太陽が降り注ぐ中で２０名の参加者がトンボ池に集合しました。
始めに金丸先生より、萩の台公園が１９８８年までゴミ捨て場であったことをパネル写真で見ながら説明していただきました。トンボ池の成り立ちやトンボ池で観察できる昆虫や植物の説明を子供たちは真剣な様子で聞いていました。今日はビンゴゲームの用紙を見ながら生き物や植物を探してみて下さいと挨拶があり、それぞれに虫取り網やカゴを持って観察を開始しました。

子供たちとその保護者は虫取り網で池の中をすくったり、捕まえた虫の名前を金丸先生に聞いたりしながら熱心に取り組んでいました。

日差しが強かったため、いつもより短い４０分ほどの観察を終え、金丸先生からビンゴゲームの解答と解説がありました。トンボ池で捕まえてきたチョウトンボ、キイトトンボなどを皆さんがお互いに見せ合い観察を行いました。

今回の参加者は全員がトンボ池クラブのメンバーであったことから昆虫に興味がある子供が多く、大変活気のある生き物観察会になりました。親子で熱中して昆虫を捕まえ、観察をする様子もあちらこちらで見られました。

今後も宮崎市内には数少ないチョウトンボなど希少な生き物が生息するビオトープを積極的にPRし、今年度から月１回実施する「トンボ池クラブ」の活動を通して命の大切さや多様な自然の魅力を伝えていきます。

萩の台公園管理事務所　米丸　淳一