2016/06/23

市民の森ボランティア活動 2016年6月

梅雨の晴れ間の今日は、最高気温が33℃の真夏日です!

市民の森ボランティア活動では、「イペーの種まき」と「はなしょうぶの花殻摘み」を行いました。

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ビニールハウスの中は暑いので、熱中症予防のために木陰で作業です。

風通しが良いのですが、イペーの種が飛んで行きそう・・・

種を並べたら、すかさず覆土です!

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イペーの種は、猿の尻尾のような毛深い鞘の中に、薄い種が何層にもなって入っています。きっと風で飛んで行くように、こんな形をしているのでしょう。

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イペーの種は、6月のはじめに宮交ボタニックガーデン青島(県立青島亜熱帯植物園)から分けて頂きました。この日まで室内で保管しておりましたが、鞘が割れていない湿ったものは、もやしみたいに発芽していました!

今回初めてイペーの種まきをされたボランティアメンバーは、「イペーの種を初めてみました!イペーの苗を街中探したことがあります。家でも育ててみたいです」と大変興味深い様子でした。

イペーは発芽率が良く、ほぼ100%です。8月頃に鉢上げができるでしょう。

 

後半は、はなしょうぶ園に移動しました。

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はなしょうぶの開花も終わり、種を付けてきているものもあります。

来年も咲かせるには、種を取って株を太らせることが大事です。

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はなしょうぶの茎をなぞってみると、ポコっと節があるのが分かります。そこをパキっと折ることで、簡単に花殻摘みができます。

約1時間で、これだけの量が集まりました!暑い中での作業、ありがとうございます。

植物の栽培管理は、次につながる楽しみがありますね。

水分補給をしっかりして、ゆっくり休んで下さい!

 

阿波岐原森林公園市民の森  高田 祥子

 

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