ふさふさとしたこのピンクの花をご存知でしょうか？

ネムノキという落葉高木で、萩の台公園では今が満開です。

枝が横方向に張り、夏には羽状複葉を広げて心地よい緑陰ができることから、園内の様々な場所に植栽されています。

ネムノキという名前の由来は、葉が夕方になると閉じその姿が眠りにつくように見えるところから名づけられています。実際に夕方から夜にかけて撮影してみると、確かに葉が閉じた様子が確認できました。

昼間の花は柔らかいピンクの色合いですが、夜は南アジアで見られる花のような雰囲気があります。ネムノキ科の多くが熱帯から亜熱帯に分布しているようなので、“なるほど”と合点がいきます。

晴れた日の日中に近距離から眺めるのがきれいだと思います。

６月末までが開花のピークです。ぜひ実物を見に来られませんか。梅雨時期ですが、きっと清々しい気持ちになりますよ♪

萩の台公園管理事務所　米丸　淳一