2025/01/21

市民の森ボランティアの活動(1月)

いつも阿波岐原森林公園市民の森をご利用いただきありがとうございます。

1月の市民の森ボランティアの活動の報告となります。

1/16(木)の活動では、市民の森梅園のウメノキゴケ除去の作業を
阿波岐原森林公園で活動している「ファミリーガーデンクラブ」と合同で行いました。

「ウメノキゴケ」とは
地衣類(菌類の仲間)の一種で、梅の古木の枝や幹などによく張り付いており、
色は緑がかった灰色をしています。
空気がキレイなところでしか生えないそうで、大気汚染の指標とされています。

樹木が元気なときは 新しい樹皮に入れ替わりますが、老木や弱っている木は
樹皮の代謝が悪くなり、古い皮が付いたところに水がたまると
ウメノキゴケの菌が付着し繁殖をします。


▲ウメノキゴケが付着した枝         ▲ウメノキゴケを除去した枝

繁殖した樹木は、梅の花が咲いたとき、景観が悪くなるため
花の開花前にワイヤーブラシを使って、ゴシゴシとウメノキゴケをこそぎ落としていきます。
どの梅の枝や幹にも、びっしりと張り付いており、なかなか根気のいる作業でした。

 

現在、梅の花は数輪ですが咲いている状態です。

次回2/6(木)の活動も、ウメノキゴケ除去を予定しています。
これから、梅の花の開花が本格的に始まるので次回の活動が待ち遠しいです✨
ボランティアの皆さま、寒い中での作業お疲れ様でした!

阿波岐原森林公園市民の森 長嶺

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