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トンボ池の植物たち |
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4〜5月頃から、トンボ池はガマとヨシが一斉に成長をはじめ、その間に隠れるようにたくさんの命も芽吹いています。そして、池を縁取るように足下にも花が咲き誇っています。 |
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■ガマ
トンボ池で一番目立つ植物。ガマとコガマの2種類が生育しています。穂の形がフランクフルトソーセージに似ているので、すぐ気がつきます。 |
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■ニワゼキショウ
5月から6月にかけて、池のまわり一面に小さく美しい花を咲かせます。北アメリカ原産の帰化植物です。 |
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■イ(イグサ)
この植物は畳表(たたみおもて)の材料として知られています。正確な名前はイですが、呼びにくいので普通はイグサと呼んでいます。 |
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■カラスノエンドウ
早春に咲きますが、冬でも咲いている場合があります。巻きひげで、ほかの植物にからみ付いています。同じ仲間で、もっと小さいものにスズメノエンドウがあります。 |
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■コメツブツメクサ
ヨーロッパ原産の帰化植物で、春から夏にかけて小さく黄色い花を足下一面に咲かせます。非常に小さいツメクサなので、この名前になっています。 |
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■シロツメクサ
ヨーロッパ原産の帰化植物で、クローバーとも呼びます。江戸時代後半から明治時代に日本に来ました。四ツ葉のクローバーを探すと幸せになると言われています。 |
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■アメリカフウロ
北アメリカ原産の帰化植物で、戦後牧草に混ざって種が日本に来ました。土地に栄養がないほど、葉や茎が赤くなると言われています。 |
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■クズ
秋の七草の一つで、8月〜9月に花を咲かせます。生命力が強く木などに絡みつきます。根には、たくさんのデンプンがありクズ粉をとります。 |
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■キツネノボタン
ため池の近くなど湿った所が好きです。春から初夏に花を咲かせますが、有毒植物です。花の終わったあとにできる実が金平糖(こんぺいとう)のようです。 |
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■トクサ
触ると茎がかたくザラザラしています。名前は「研(と)ぐ草」から「とくさ」になりました。昔はいろいろな物を磨くのに使いました。日本庭園などでよく見かけます。 |
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■チガヤ
5月になると白銀色に輝き風になびく日本の草原の代表。どこでも見られます。秋から冬になると赤く変色し、冬の寒空になんともいえない風情を感じさせます。 |
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■オオオナモミ
ひっつき虫の代表。草原などに入ると服にたくさんひっかかってきます。北米原産の帰化植物で、荒地などに多く見られます。この実を投げて遊んだ人も多いと思います。 |
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■イガガヤツリ
カヤツリグサの仲間で、全国で見られますが数は減ってきているようです。海岸の近くに生えることが多いようです。 |
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■アキノゲシ
9月〜10月に白い花を咲かせます。春に花咲くノゲシ(ハルノゲシ)に似ていて秋に花が咲くのでアキノゲシと言われますが、違う仲間です。 |
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■カンガレイ
湿地や川などに生えています。三角形の剣のような葉に特徴のある花穂が目印になります。 |
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