2020/08/02

7月のトンボ池定点観察

7月は「夏の生き物観察会」の日程に合わせ、一部ガマ刈りとトンボ池周辺の草刈りを行い、水辺の生き物が観察しやすいように管理を行いました。

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また、7月下旬にはオニヤンマを数年ぶりに確認しました。野球場の男子トイレに迷い込んでいて、ほうきを使ってトイレの外へ放してあげました。普段観察しているトンボとは別次元の大きさで、感動しつつも少々動揺してしまいました(>_<)

トンボ池南側の自然のまま管理している区域ではカンガレイが育っていました。

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写真はイヌビワです。トンボ池観察デッキの一番南側で観察ができます。

イヌビワとは関東から九州、沖縄に分布する落葉低木で、実は1㎝から2㎝ほどのイチジクのような形をしています。そして実際にクワ科イチジク属の植物です。

イチジクのようで美味しそうですが、写真のイヌビワは雄株で、共生する小蜂の巣になっているため、食べることはできません。

トンボ池の入り口では半年ほど前に植栽したサルスベリが見頃です。

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7月の定点観測は以下の通りです。

定点観測R2.7

萩の台公園管理事務所 米丸 淳一

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