2019/03/29
一ッ葉入り江 野鳥と干潟の観察会を開催しました
3月21日(木・祝)に、「一ッ葉入り江 野鳥と干潟の観察会」を開催しました。
一ッ葉入り江は、宮崎県野生動物の保護に関する条例により「宮崎県重要生息地」と
「一ッ葉入り江重要生息地」に指定されています。
はじめに講師の宮崎県環境アドバイザー三浦和之先生より、観察においての注意事項や
一ッ葉入り江で観察できる野鳥・干潟に生息する生き物の説明がありました。
鳥を追わない、触らない、拾わない、餌を与えないということが重要で
また、鳥インフルエンザ予防の為に観察後は靴をよく水洗いするという説明がありました。
干潟の生き物に関しても、とても弱い生き物であることを学ぶ為に、少しであれば採って
最後まで飼いつづけるか、標本にすることを説明されていまいた。
その後一ッ葉入り江で観察できる野鳥と干潟の生き物の紹介があり、観察に使用する
双眼鏡の使用方法のレクチャーを行いました。
▲今回使用した双眼鏡は8倍でした
いよいよ観察です!
一ッ葉入り江に向かう途中の園路内でも、野鳥の鳴き声や姿を発見し観察を行いました。
入り江に到着し、さっそくダイサギ・コサギを発見しました。
▲くちばしの色や、体の大きさ、体の色で見分けていきます
水辺のほうへ降りてき、さらに近くで静かに観察を行いました。
そして干潟の生き物の捜索も開始!
親子参加も3組あり、お子さんが見つけた野鳥や干潟の生き物を三浦先生に尋ねる姿がみられ
ほかの参加された皆さまも熱心に解説を聞いていました。
▲ムラサキガイ・ヘナタリ・ハマグリがたくさん見つかりました
2時間程度観察会を行った後、最後にアンケートにご協力いただきました。
「少人数で先生の説明をたくさん聞けてよっかった」
「鳥や干潟のたくさんの生き物は、実際に観て、触れて、非常に楽しい観察会でした」
などの感想をいただきました。
繁殖期を迎え、さらに多くの種類の野鳥や生き物を観察することができる季節です。
ルールを守り自然を壊さないように観測を行いましょう。
県立阿波岐原森林公園 東峯恵子
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