2015/02/10

一ツ葉入江 野鳥観察会 実施しました

立春を迎えましたが、寒波の到来など、まだまだ寒さが厳しいですね。

県立阿波岐原森林公園では、1月31日(土)に「一ツ葉入江 野鳥観察会」を実施しました!

宮崎大学農学部の三浦知之教授を講師に迎え、参加者10名が冬鳥の観察を行いました。

最初に、三浦先生から観察時の注意事項や双眼鏡の操作方法、今の季節に見られる野鳥についての解説がありました。

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双眼鏡の操作方法が分かりましたね。さあ、入江に向かいます!

県立阿波岐原森林公園は、マツやクスノキ、ツバキ・・沢山の樹木に囲まれているので、あちこちで鳥の羽音や鳴き声が聞こえてきます。

ジョウビタキが近くで観察できました!

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入江の観察地までに、カニや貝にも会えました。

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さて、息を潜めて双眼鏡と望遠鏡を覗きます。

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ここでは、シロチドリ、ハマシギ、ダイゼン、カモ、カワウ、カワサギ、トンビが観察できました!

三浦先生からそれぞれの鳥について解説頂きました!また、一ツ葉入江が湿地100選の候補になる程、重要生息地であるとのお話もありました。

帰りは、林の中を歩きました。

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野鳥観察は、2,3人でするのが理想だそうです。また、見つけた時は、声を出さずに指を差して合図するとのことです!

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メジロがツバキの中で遊んでいました☆

私たちのことを気にする様子もなく、奔放に飛びまわっています。チラチラとこちらを見るので、カメラを構える私に「アイドル撮影会みたい」と参加者の方が一言^u^

今年の野鳥観察会は、大人の参加者がほとんどで、落ち着いて観察できました。

宮崎市内在住の方々だったので、「近くにこんなに自然が豊かな干潟があるとは、知らなかった」と郷土への理解と興味を持って頂けたようです。

3月下旬から5月のゴールデンウィーク頃は、毎日、日めくりの様に様々な野鳥が観察できるそうです☆コアジサシの飛来もあるので、是非遊びに来てくださいね!

 

県立阿波岐原森林公園  高田 祥子

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