2015/07/19

「やけど虫」に注意しましょう!

今年は、全国的に「やけど虫」の発生が多いそうです。

この名前、初めて聞かれる方も多いと思いますが、夏場に水田の周り、池や沼、川岸など湿潤な場所に多く発生するということです。

体長約6mm、頭部がアリに似て黒色で、胸部が橙色、鞘翅が藍色、腹部は橙色で末端部が黒色という特徴的な色彩をしています。

ヤケドムシ

人を襲ってくるということはなく、体に止まった虫を手で払いのけた際にその液体が皮膚に付着して、炎症を起こすそうです。

皮膚に付着して2時間ほどで赤く腫れ、やけどのように水泡が生じます。

対処方法

もし、やけど虫が衣服に止まってきた場合は、慌てずに息で吹き飛ばすか、やけど虫の進行方向へ紙や薄手のもので刺激しないようにすくって「ポイ」するといいそうです。

治療

それでも、体液が皮膚に付いたら、よく水で洗い、ステロイド軟膏を塗って冷やします。目に入った場合には早めに水で洗い流し、すぐに病院に行きましょう。

管理事務所にステロイド軟膏を用意しておりますので、もし被害に遭われた時は事務所にお越しください。

また、「やけど虫」を発見された場合にも、ご連絡をいただけると助かります。

萩の台公園管理事務所 飯田由美子

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