６月２７日（土）、久峰総合公園レストハウスにて「アジサイの管理講習会」を開催しました。

受付を開始した午前１０時３０分ごろから、ポツポツと雨粒が・・・　やがて本降りとなる、あいにくの天気でしたが、会場のレストハウスには屋根がありますので、講習会は無事に開催できました。

講師を務めたのは、当みやざき公園協会の苗圃で苗の生産を取り仕切っている、高野場長です。
今回のテーマは「来シーズンに向けての花後の剪定について」です。

最初に、アジサイの種類による花の違い、アジサイ剪定の基礎などについて、話がありました。
途中、随時質問を受け付けましたが、参加者の皆さんからは熱心に、様々な質問が出ていました。
特に、アジサイの挿し木についての質問が多かったようなので、来年は挿し木教室も開催したほうがいいかもしれませんね。

ひととおり質問が収まったところで、講師による実演です。
来年、株を大きくするか、それとも大きさは今のままで花をつきやすくするか、等によって剪定方法が違うということで、みなさん間近で、質問を交えながら、熱心に見ていらっしゃいました。

実演が終わると、今度は実践です。
高野場長が公園協会の苗圃から持参したアジサイ、一人一鉢を、講義の内容を踏まえながら、思い思いに剪定していきます。
途中、自信のないところなどは講師に見てもらいながらの作業です。
今回は、株を大きくするための剪定をした方が多いようでした。

みなさんの剪定が終わったところで、剪定後の育成方法や、植え替えをする場合の注意点などの話があって、講習会は無事終了しました。
剪定したアジサイの鉢は参加者のみなさんにお持ち帰りいただきました。

今回の講習会では、参加者の皆さんに概ね満足していただけたようで、高野場長ともどもスタッフ一同嬉しく思っています。
参加していただいた皆様ありがとうございました。
秋にも、ここ久峰総合公園にて、このような講習会を開催予定です。
どうぞお楽しみに。

久峰総合公園　植田弘康