植物園施設のご紹介

正門

平成28年3月の園内リニューアルに伴い、デザインが新しくなりました。青島名物「鬼の洗濯板」から発想された白い花壇と南国の植物達がお出迎えします。
門扉は植物園の歴史を継承する為、開園当初からの既存のものを引き続き使用しています。

アコウの大木の濃い緑を抜けると、ブーゲンビリア(春・夏のイベント期間中)の見事なまでの赤が目に飛び込んできます。紺碧の海と真っ青な空、濃緑のアコウの大木にブーゲンビリアの原色の世界、この正門は、南国の物語を感じさせる第1歩です。

ロータリー花壇

濃緑のアコウのトンネルの正面がロータリー花壇です。植物園では「真冬のフラワーショー」から始まり、「春のフラワーショー」、春と秋の「ブーゲンコレクション」、夏の「トロピカルフェア」など様々なイベントを催していますが、それらの「顔」となる花壇です。

特に春・秋のブーゲンコレクションでは、高さ4m、幅7mのブーゲンマウンテンが大変好評で人気の写真スポットとなっています。ブーゲンビリアの魅力はなんといっても華やかさにあります。春は色鮮やかに、秋は緑が生い茂りボリューム感いっぱいとなります。

芝生広場

中央花壇を囲むように拡がる広い芝生スペースは、季節にあわせてオーバーシードが行われ、さわやかな緑が園内のカラフルな花を引き立ててくれます。また、イベント時にはイベント会場として様々な催しが行われます。

周囲にはパラボラチョ、シマナンヨウスギが植栽されトロピカルな雰囲気を味わうことできます。 パラボラチョは幹がトックリの形に似ていることから「酔いどれの木」という意味で、夏から秋にかけてピンク~白色の美しい花を咲かせます。

大温室

平成28年3月26日にリニューアルオープンしました。床面積610㎡、高さ14.7mの屋内には、旧温室から移植したマンゴ-(国内最大級)、リュウビンタイ、ビヨウタコノキ等の他に新たに植栽したブーゲンビリアやプルメリアなどの美しい亜熱帯花木があり、年間通して彩り鮮やかな「トロピカルフラワーガーデン」となっています。
温室西側にはシンガポール植物園との姉妹植物園50周年を記念してマーライオンの像が設置されています。

熱帯果樹温室

平成31年3月24日にリニューアルオープンしました。
熱帯果樹温室内にはマンゴーやパパイア、ゴレンシ、グアバなど、宮崎で親しまれている果樹を中心に栽培しやすいトロピカルフルーツ26種類53品種を集めており、一年を通して果実が楽しめます。中には、幹に直接実がなるジャボチカバや竜の目のような実をつけるリュウガンなど、見た目が独特でおもしろい果樹、チューインガムの原料になるサポジラや香辛料のシナモンなど生活に結びつく果樹なども揃え、様々な角度からトロピカルフルーツを満喫できます。身近な果樹であるバナナ、パイナップル、パパイアについては4~15品種を揃え、コレクション展示をしています。

パラボラチョカフェ

南国宮崎の植物園ならではの味を是非、ご堪能ください。
管理棟横の青島インフォメーション内にてご注文いただけます。

林床花畑

ロータリー花壇の海側を囲むように自然林がひろがり、その林床部を真冬の1~2月にオキザリスやアザレアなどで彩り花畑を演出しています。 平成19年には全国都市公園コンクール企画・独創部門において(財)日本公園緑地協会会長賞を受賞しました。

ワシントニアヤシ

フラワースポット前面に高さ10m近いワシントニアヤシがそびえ立っています。そびえたつワシントニアヤシと真っ青な空。ヤシ林を抜けた目の前には青島を望むことができ、潮騒の音とさわやかな風が心地良い空間です。

園路からの眺望

園路を東に進むと、すぐ太平洋の広大な海が広がっています。植物園の北側には青島海水浴場や青島神社、鬼の洗濯板と観光の名所が多く、観光目的の拠点としてもおすすめです。