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本日は、当園で初めての展示になる珍しい植物「レインボーシャワー」についてご紹介したいと思います。

この植物、国内での開花例がほとんど無く、日本国内で花が見られるのは極めて珍しいです。

▲レインボーシャワー開花の様子

学名　Cassia　‘Ｒａｉｎｂｏｗ　Ｓｈｏｗｅｒ’
科・属　　マメ科（Fabaceae）ナンバンサイカチ属（Cassia）
原産地　交配種（ハワイ産）
開花期　6月～7月
耐寒性　弱い（10℃程度）
樹高　7ｍ以上（展示の株は約2ｍ程）

上の写真のように、花色はピンクとイエローが複雑に混ざり合った色合いが美しい花です。
レインボーシャワーは、ゴールデンシャワー（C. fistula）とピンクアンドホワイトシャワー（C. javania）を交配して生み出された、ハワイ産の品種です。

元々は上記2種の自然交配種が発見されたのが始まりですが、その後、意図的に交配させて数が増やされました。

ハワイに行けば必ず一度は目にする植物で、街路樹として植えられており、ホノルル市の木にもなっています。ハワイではよく咲きますが、日本での栽培は難しく、当園では約3年間、温度や湿度などの環境調整を試行錯誤した末、やっと展示に至りました。

現在の開花状況は、一分咲き程度ですが、7月上旬には見頃を迎え、7月中旬まで花が楽しめます。

夏の暑さが厳しい宮崎ですが、
そんな暑さにも負けることなく、園内では様々な植物が
綺麗に咲いております。

たくさんのお客様のご来園を心よりお待ちしております。

宮交ボタニックガーデン青島　川上