2017/04/19

パラボラチョの実がはじけました。

宮交ボタニックガーデン青島のHPをご覧頂き、誠にありがとうございます。

おかげさまで、多くのお客様がヨウラクボクを鑑賞する為に植物園へご来園

いただいており、本当に嬉しく思っております。。

 

さて、そんな皆様に今日は新しい見どころ情報をお届けします!!

植物園のメインプロムナードにひときわ目立つ、奇妙な形をした樹木があります。

ちょっと幹がふくらんで、ところどころにトゲがあったり・・・。

 

そう、パラボラチョです。パラボラチョは、スペイン語で『酔っぱらいの木』という意味

なんだそうです。ふっくらとふくらんだそのユーモラスな姿から、そのような名前が

付けられたのでしょうね。

 

パラボラチョは、日本名ではトックリキワタと呼ばれていて、その名のとおり、

パラボラチョの実には綿が詰まっていて、その実がはじけた時にはその綿が

風に乗って、遠くまで種を飛んでいってしまいます。それも植物が遂げた、進化の工夫なのでしょうね。

 

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▲パラボラチョの実がはじけた様子          ▲綿が飛んで落ちている様子

■和名:トックリキワタ (別名:パラボラチョ)
■学名:Chorisia speciosa
■原産地:ブラジル南部、南アメリカ中部
■開花時期:9月~10月

パラボラチョの綿が、風で飛んでしまう前に、是非、観察してみてくださいね。

明日はいよいよ、フラワーマウンテンをブーゲンビリアによる装飾に入れ替える作業を予定しています。

完成を是非楽しみにお待ちください。

 

皆様のご来園を心よりお待ちしております。

宮交ボタニックガーデン青島 前田

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