2014/08/12

パラボラッチョの一番花が開花!

台風11号の暴風にもめげず、パラボラッチョの一番花が咲きました。これから晩秋まで次々と花を咲かせます。

和名/トックリキワタ
学名/Chorisia speciosa
原産地/ブラジル、アルゼンチンなど
特徴/トックリキワタとは徳利状の樹形で、果実から綿毛のようなものが取れることから来ています。 別名パラボラッチョ(Palo Borracho)はスペイン語でPalo(樹) borracho(酔っ払いの)の意味です。ブラジルからアルゼンチンにかけての南米原産のアオイ目パンヤ科セイバ属の熱帯落葉高木です。
冬に成る果実は、紡錘形で中に長い綿状の繊維に包まれた種子が多数あり、6月ごろ実が割れて、風媒花として飛散します。
この繊維は、昔は毒矢を防ぐ防矢チョッキに使われたそうですが、今はクッション、縫いぐるみ、枕等の詰め物に使われています。 材は軽いので、漆器や下駄の素材とされ、南米では樹木が街路樹として利用されます。

 

今年の一番花

今年の一番花


 
来年の5~6月には実が割れて種をつけた綿が飛びます。

来年の5~6月には実が割れて種をつけた綿が飛びます。


 
種をつけた綿

種をつけた綿

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