2024/07/01

世界最大級の花・ショクダイオオコンニャクについて

いつも宮交ボタニックガーデン青島のHPをご覧いただきありがとうございます。

当園では、世界で最も大きいといわれる花・ショクダイオオコンニャクを展示していますが、2016年の導入以来、約8年間の栽培期間で試行錯誤を繰り返し、6/25についに花芽が確認されました。

ショクダイオオコンニャクは、インドネシア スマトラ島の固有種であり、生育数の非常に少ない希少植物です。開花時には高さ3mにもなる個体もあり、世界最大級の花が咲く植物として知られています。開花期間はおよそ2日間ととても短く、開花中には受粉を促すための送粉者(昆虫)をおびき寄せるための匂い(腐った魚のような強烈な匂い)を放つことも特徴のひとつです。開花に周期はなく、開花事例も少ないことからまだ謎の多い植物です。

このまま開花に至った場合、宮崎県では初の開花となりますので、この機会にぜひご覧ください。
今後、開花状況に応じて営業時間を変更して大温室を開放する予定です。その際は改めてHP・SNS等で情報発信いたしますので、ご確認ください。

たくさんの方のご来園をお待ちしております。

一覧へ戻る