久峰総合公園では８月２４日に「親子昆虫観察会」を開催しました。

計画では園内で昆虫を探し回るはずだったのですが、開始直前からあいにくの雨。
そこで予定を変更して、多目的広場近くの東屋で講師のお話を伺うことになりました。
講師を務めて下さったのは、宮崎県環境アドバイザーである笹岡康則さんです。

まずは、笹岡さんが前日に仕掛けておいたトラップ（写真に写っている緑色のものです）について、作り方や仕掛け方などを教えてもらいました。
材料はペットボトルで、エサはバナナを発酵させたものだそうです。
イーストをちょっぴり加えると速く発酵するそうですよ。

そして、トラップをのぞいてみると、なんと１匹のオスのカブトムシが！！
そこで、今度はカブトムシの話です。
スタッフが事前に用意していたメスのカブトムシも見ながら、いろいろな話を伺いました。
カブトムシは、メスが樹皮をかじって樹液を出し、オスはその”おこぼれ”に預かっているって知ってました？

それから、笹岡さんの昆虫標本のコレクションを見せてもらいながら、上手な昆虫採集の方法を伺ったり、トラップに他の昆虫がいないか探したりしました。

最後に、今日見つけたカブトムシとスタッフが用意していたカブトムシやクワガタを子供たちの虫かごに収めて、親子昆虫観察会は無事終了しました。
今回はあいにくの天気でしたが、講師のお話をたくさん聞くことができました。

参加していただいた皆さん、講師の笹岡さん、ありがとうございました。
次回は天気が良いといいですね。

久峰総合公園　植田