最近、梅雨らしい天気が続いていますね。

梅雨と言えばアジサイ（紫陽花）がつきものです。
ここ、久峰総合公園でも、園内各所にあるアジサイがきれいな花をつけています。

アジサイは土の酸性度によって花の色が変わり、酸性ならば青、アルカリ性ならば赤になると言われていますが、これは、酸性度によって土中のアルミニウムがアジサイへ吸収される量が変わり、このアルミニウムが花の色に影響を与えているためなんだそうです。

アルミニウム！缶ビールの缶の材料ですね。
そんな金属が普通に土の中に含まれていて、しかも花の色に影響を与えているなんて、ちょっと不思議な感じがします。
もちろん、アルミニウムだけではなくて、品種により含まれている色素が違う、等、アジサイの花の色に影響を与える要因はたくさんあるようです。
園内にも赤色系から青色系まで、いろんな色のアジサイが咲いています。

また、品種が非常に多いのもアジサイの特徴です。
園内には、小さいですが、アジサイを集めた花壇があり、いろいろな種類のアジサイのちょっと変わった花を見ることができます。
場所は、正面入口を入って最初の階段を上ったあたりの（噴水に向かって）左側です。

この他、遊歩道の周辺など、園内いたるところにアジサイが咲いています。
久峰総合公園でアジサイめぐりをしてみてはいかがですか。

久峰総合公園　植田弘康