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青島漁港 |
県道377号沿いのコンビニ横を海側に入ると、磯の香りとともに左手に青島全体が見渡せる絶景ポイントが広がります。青島を横に見て防波堤で区切られた一角が、青島漁港です。 |
青島の漁は近場の沿岸を漁場とする小型船が多いため、四季を通じて様々な魚が水揚げされます。 |
2005年、青島漁港内にある漁業研修センターの2階にオープンした宮崎市漁協直営レストラン「港あおしま」では青島で採れたての厳選された天然魚介類を使ったメニューが並び、家族連れのお客や遠方からのお客などでにぎわいを見せ、評判となっています。看板メニューは伊勢えびの味噌汁が付く港あおしま定食と刺身定食とのことです。 |
また、建物の隣には魚介の直売センターがあります。その日に採れたばかりの魚介類が手頃な価格で提供されているのでお勧めです。 |
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●港あおしま |
所在/ 宮崎市青島3丁目5番1号
営業時間/ 11:00〜14:30(月曜定休、祝日の場合は翌日休)
URL/ http://www.jf-miyazakishi.jp/restaurant/index.html |
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青島漁港の移り変わり |
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青島漁港は、昔は折生迫港といい突浪川の河口港でした。折生迫港の歴史は古く、天正時代(1573〜1593年・安土桃山時代ともいう)に宮崎城主・上井覚兼日記に琉球船が出入りしていたと書かれています。 |
『日向地誌』によると、伊東氏の時代には関船が係留してあったそうです。関船とは海賊を退治するための早船で、船足を早くするために42艇から80艇櫓まであったそうで、河口にこれら軍船が並んだ様は壮観だったと思われますし、繁盛ぶりがうかがえます。江戸時代末期まで6〜700石の巨船が出入りしていたようですが、その後川底が土砂で埋まり、明治時代には4〜500石の船でもつなぐことができない状態だったと書かれています。 |
その後、防波堤など港を修築する案が度々出されましたが、予算の都合などで大正14年(1925)までに防波堤と護岸ができた程度でした。 |
昭和27年(1952)に県の第一種漁港築設計画に採り上げられ、数回の整備計画ののち、今のような近代的な漁港に生まれ変わりました。 |
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防波堤にまもられた港内は波も静かでゆったりとした時間が流れている |
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魚介類の直売センター |
宮崎市漁協直営レストラン「港あおしま」 |
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宮崎県の伊勢えびは産卵期である4〜8月まで禁漁。9月から解禁となります |
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