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こどものくに |
昭和14年(1939)に開園した総面積約17万uの広大な遊園地で、JR日南線「こどものくに」駅の目の前に広がっています。丘や川の自然条件を巧みに生かした園内には南国特有のソテツやハマユウなど750種13万5千本の亜熱帯植物が群生し、椿やバラなど四季折々の花に包まれた楽園です。昭和24年には昭和天皇がお立ち寄りになり、それを機に園内の整備がますます進められるようになりました。
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毎年、園内を色とりどりの花々で埋め尽くす花の祭典「フラワーフェスタ」のメイン会場として多くの観光客が訪れます。 |
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詳細は「こどものくに」ホームページへ… http://www.miyakoh.co.jp/kodomo/index.html |
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花の祭典「フラワーフェスタ」 |
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「こどものくに」誕生物語 |
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昭和14年3月21日。日中戦争の最中に「こどものくに」は開園しました。手がけたのは「宮崎観光の父」と呼ばれる岩切章太郎でした。岩切は『日向の大地をキャンバスにして、理想の絵を描きたい』という理想のもと、松林と原野と桑畑だった約6万6,000uの広大な大地を遊園地につくり変えました。 |
開園に先立ち一般から公園名を公募した結果、2,454通の応募があり、「こどものくに」に決まりました。……当時の新聞は次のように伝えています。「太平洋に浮かぶ青島を背景に、悠久自然の織りなす風光、人知と科学の妙味を盛った遊園施設はまさしく楽園。宮崎鉄道も、来る列車来る列車が満員で、入場者は無慮数千人を数えた」(原文のまま)。岩切章太郎はその後、「こどものくに」から青島、堀切峠、サボテン園と次々と日南海岸に『理想の絵』を描いていきました。 |
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