2017/08/31

秋の訪れ①

特別史跡公園西都原古墳群では、トチノキの実が見られるようになりました。

第2古墳群栃の実 (4) 第2古墳群栃の実 (5)

▲トチノキ

堅果(けんか)と呼ばれる堅い皮に覆われており、中から栗より光沢がある実が見ら

れます。縄文時代には実が食用とされたり、木材として使われたりと古くから人との

関わりがある木です。

食用にするにはドングリより渋みが強く灰汁抜きが大変のようですが、飢餓の際には

大変重宝されたようです。

秋が近づき、自然に実る木々の様子を見守っていただけると幸いです。

 

西都原公園 竹之内彩

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