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青島神社 |
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弥生橋を渡り大鳥居を過ぎると「海幸彦・山幸彦」神話で知られる青島神社があります。神社の成立ははっきりしませんが、平安初期(約1200年前)の嵯峨(さが)天皇のときには青島大明神と記されてあったと伝えられています。 |
中世・近世を通じて藩主伊藤家の崇敬を厚く受け、青島神社の造営・改築が行われていました。昔はこの島は、霊地として一般の方の入島は禁止され、藩の島奉行と神職だけが入島を許されていて、旧暦3月に行われる島開き祭から3月末の島止め祭の期間のみ一般の入島が許可されていました。しかし、元文2年(1737)当時の宮司長友肥後が一般の入島を藩主伊東氏に願い出て、現在のように誰でも入島できるようになりました。 |
彦火々出見命(ひこほほでみのみこと〈山幸彦〉)・豊玉姫命・塩筒大神(しおづつのおおかみ)を祭神としており、縁結び・安産・航海安全の神様として親しまれています。
隣接する「日向神話館」では神話の世界や山幸彦と豊玉姫の恋物語の伝説が表情豊かな美しいろう人形によって再現されています。 |
現在はプロ野球のジャイアンツが毎年必勝祈願に訪れる神社としても有名です。
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●青島神社のホームページ… http://www9.ocn.ne.jp/~aosima/ |
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玉の井 |
青島神社の社務所の傍らには「玉の井」という井戸がまつられています。神話「海幸彦・山幸彦」の中で、山幸彦が豊玉姫と出会った場所と言われている所です。この井戸は四方を海に囲まれ標高もほとんどない島の中にあるのですが、不思議なことに水には全く塩分が含まれていません。向かいの山頂では塩水がわき出ており、水源が入れ替わったという伝説があります。この玉の井の水は清めの水として使われており、水を汲みに人々が訪れるそうです。 |
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鳥居を過ぎると石造りの狛犬が現れる。 |
境内入り口には権現造りの大鳥居。 |
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元宮 |
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青島のほぼ中央に鎮座しており、青島神社の元宮と伝えられています。この付近からは弥生式土器や獣骨が出土しており、古代ではこの場所で祭祀が行われていたのではないかと考えられています。自生する熱帯樹林が押し迫るような元宮周辺では、まるでジャングルに迷い込んだような錯覚を覚えます |
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