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青島神社の祭礼 |
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裸まいり |
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旧暦12月17日、現在は正月の成人式の日に行われている行事です。これは山幸彦が海神国(わたつみこく)から突然帰ってきたことを喜んだ人々が衣類をまとう暇なく裸のまま迎えたという伝説に基づくものです。下着一つとなった若者たちが冬の寒さをものともせず海に入り、禊(みそぎ)を行い体を清めて参拝します。禊が終わると青島参道に戻り真水をかぶって裸まいりは締めくくられます。 |
真冬に男性は白足袋とフンドシ・はちきま、女性は白足袋と白い短パン、サラシにじゅばん・はちまき姿という勇ましい姿で「ワッショイワッショイ」のかけ声とともに海に入る祭りで、青島の風物詩です。 |
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海を渡る祭礼 |
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古くから伝わるお祭りで、旧暦6月17日・18日(現在は7月最終土曜日曜)に行われ、青島神社の御祭神の御霊を御輿に乗せて海神国(わたつみこく)までお連れする夏祭りです。御神体をのせたお神興が青島神社を出発し、青島地区を順遊しながら「暴れ」と言われる海のうねりや大波を模した激しい御輿の動きをして歩きます。人々は御輿をくぐって無病息災などのご利益を願います。御輿は対岸の折生迫の天神社へと向かい、翌日白浜の港から大漁旗をなびかせた漁船団に守護されて海上を帰還します。
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お神輿を乗せた御座船を先頭に、満鑑飾の大漁旗などで飾った漁船が列をなして進むようすは壮観で、華やかな祭りです。 |
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